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オリまにブログ/ 捏造・ネタバレ・性別反転・グロ・エロ注意 無断転載/複写/荒らし禁止 無断転載・複写は登場したキャラの親御様のみ可です。リンクに張ってある絵板の更新が殆どです。
26 . November
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28 . July

えー、何故か夜中に居ます。
ぶちゃけ某絵チャに参加中(爆)
今日のことはどうにかしたいなー?
(何ゆえ疑問系)

短文を晒してます。
水屑の文章です。




たとえばこの思考が人間の頭部の中身である脳という組織の中で行われているだけの規則的な流れであるというのならば、私という人間は思考回路の半分を反転させて再接続させたのではないだろうか。もしくは右脳と左脳をひっくり反して再び納められたのではないだろうか。そして元は拒絶してそれでも右脳は左脳に左脳は右脳になりきろうと努力して、結局のところ破綻してしまった気がするのだ。

接続不良。
端末破壊。
組織破綻。

それでも終わらないものは終わらない。
おっといけない。終わりという言い方は此処では不適切だ。人間と人間が別の生物である以上正しく言葉を伝えるなどという幻想じみた行為はありえはしないのだが、それでもあえてできうる限りの正しく伝わる言葉を選択するというのであれば、私は『殺されても死なず、死ねずであった』というのが妥当であろう。
私はこのたび今という時間軸に至るまでにおいて、肉体的には確実に三回は殺されている身の上なのだ。精神の上ではおそらく数えきれしないであろう回数殺されている。いや、これすら本当は可笑しいのかもしれない。何故なら精神などというものは『人間』で生まれたその瞬間から殺されてしかるべきものである。まぁ、そんなことは如何でもいい。元の話題に戻るとしよう。
兎も角、私という人間の極々人間じみた人間でしかありえない人間すぎて人間離れした思考は、人の間で殺されることはあっても、人の間で死ぬことはせず。人の間で生かされる羽目になっているのだが、人の間で生きているとは思えない性質を持たされている。
そして私の今生の総てというものは、殺されて、生かされて、殺されず、生かされず。
此れが私に与えられた総てであり。
私が率先してなさなかった総てであり。
私が受身であり続けた現在における結果であり、因果律の根本だ。
そして根本たる元凶は今や居ないし、そもそも元凶というほどの元凶はこの破綻した脳組織で思考してしまえば――突き詰めてしまえば私以外に他ならないという回答が返ってくる。

私のこの人生とはとてもいいがたい(本当に全うな意味では『人死』というのが正しいのではないかというべき有様ではあるが)私の此れまでの浪費した時間などという妄想が生み出している生まれてから現在に至るまでの時間の中において、たった一つだけ受身でなかったものせいなのだ。
『死にたくない』
其れが故に私は私を愛さねばならぬ身の上なのだ(本当はこのような自分は吐き気がする。何もできぬならば何もできないなりに何もせずして生きて死んでいればよかったものを。何故私は何かしようと試み、何かできることは無いかと考え、何かを妬み、何かを憎み、何かを騙し、何かに鮮烈なまでの劣等を感じ、それでも何かに従い続け、結局のところ何もできずして、何もなさないのだろうか!ああ!嫌い嫌い嫌い嫌い!!)。
私は根底から私を認めない。が、死にたくはないのだ。
死にたくない。
生きていたい。
しかし、私はもう殺されている。

では、ここで息をしている私は死体であろうか?

そんなくだらない妄想を私は頭でし続ける。
脳というのは不思議だ。あんな少し硬めの豆腐のようなものが思考を生み出す。感情を作って心があるという錯覚を作る。其処を弄るだけで、私は私でなくなる。人間誰でもそうなる。
あははっ。楽しい。とても楽しい。

たとえば―――――今私が耳掃除をしているこの人とか。

優しい貴方。
とても優しい優しい貴方。
私が誰よりも大嫌いな貴方。
私が誰よりも愛してる貴方。

ねぇ?このまま耳かきを耳穴に差し込んでしまったら貴方は死んでしまうわよね?

豆腐のような脳味噌をぐちゃぐちゃとかき回したらきっと貴方は死ぬんでしょうね。
それでも多少の確信を持って言うけれど、多分この人は怒らないんでしょうね。
きっときっとこの人は私を憎みもしないんでしょうね。
そんな貴方が、だいっきらい。だいっきらい。だいっきらい。
そんな貴方の頭を弄ったらどうなるかしら。
貴方じゃなくなるのかしら?
愛する貴方じゃなくなるかしら。


でもそれはとてもとても―――――何故だか嫌なの。


「――――痛ぇ」


わずかに私の膝の上で動いた頭部が不服を訴える。

「すみません。だいじょうぶですか?」

ああ、今日の夕飯は何を作ろう。



====================

えと、元は某方への捧げモノです。
耳掃除中に何怖いこと考えてるんだろこいつ・・・。
視覚的にみれば耳掃除してる夫婦が居るだけなのに(笑)
嫌いは愛してる。好きは憎いの女はいつも可笑しく日常をすごすのでした
 

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