最近あちこちのイメージソングが椎名林檎嬢のものが多すぎてもう私イメソン何もいえなくなってきてるな・・・
(どれだけ狭い範囲の曲しか聴いてないんだ)
(椎名林檎嬢好きだからしかたない)
特定の2~3人の曲とあと気に入った曲なら分け隔てなく聞きますけど・・・何せそういうことは疎いですから
はー、さてさてうちの幸福恐怖症をどうやって某避難所(笑)に逃げ込ませるか、其れが問題だ(大問題ですね)
松虫君には本当に頑張ってもらうしかない・・・ふぁいとー(泣)
まずその前に私の文章力を上げろという話(爆死)
続きは「胸に留まるこの想い」の続きです。
『ねぇ、まってくれてるよ?』
此処は何処というわけでもない。明確な場所ではなく、名前をつける必要も無い場所。
無理やりにでも名前をつけるとしたら、そう、夢というもので―――
蜜蟻は惨殺を行っていた。
持っているクナイで、片っ端から何人もの『彼女』を殺していた。
過去現在進行形で、それは蜜蟻にはなれた行為で、これからも変わらないと信じている。
『ずっと、ずっと、まっててくれてるよ?』
言い終わる前に殺す。
この広いだけの空間に少しの静寂が訪れる。
殺した小さな自分を抱き上げて、そっと子守唄のように囁く
「小生は『私』を許しません」
呪文のように囁いた。
ああ、やっぱり此れだと一人称かぶっちゃうな、とくだらない考えが頭に浮かぶ。
もうそろそろ起きようか。
目を開けると畳が自分の目線と平行して広がっていた。
その目線を畳、壁、天井と移すと、自然に横向きに寝ていた身体が上向きになる。
そして、ちらりと壁に申し訳程度に作られた戸を見た。
おそらく、一日はたった。それなのに気配がずっと消えてない。
『三日間、此処で待ってる。ずっと、待ってる。絶対に、一瞬でも、居なくならない』
そう、彼は言った。
『蜜蟻、待ってるから。俺のところに、出て来て欲しい』
そう、松虫は言った。
『三日間、待つから。出て来なかったら、俺がそっちに行く』
そう、愛を知らない彼は言った。
『待っているから』
そう、揺らぐ声で変わってしまった彼は言ったのだ。
なら!なら、まだ揺らいでいるなら間に合うのではないだろうか。
まだ、唯の友達に・・・居心地のいいところに。
あの人と同じような、こんな焦燥にかられない関係に。
暑くもなく、冷たくもなく、生ぬるく居心地のいい関係に。
何も生み出さないような、程よい冷たさをもった関係に。
ゆっくりと身体を起こして、寝起きで少しふらつく身体を少し動かす。
這って戸の前まできて、少し迷ったが、自分も戸にもたれるように座った。
薄いわけではない戸ごしの温度が、わずかな揺らぎをもたらす。
―――まだ、大丈夫。まだ平気。まだ、生まれない。
それは相手も同じようで、少し相手の気配が揺らぐ。
声をかけようか、迷っているような雰囲気。
「松虫、貴兄は小生と似ています」
自分から切り出す。
一日水をとっていない声はかすれはじめていたけれど、はっきりとした声で。
「え?」という声が漏れたことを無視してさらに言う。
「兄弟・・・食べたのでしょう?」
卑怯なのは重々承知。
「貴兄は貴兄を許せますか?」
独り言のように言い続ける。
――― 一つだけ恐れていたことがあった。
「小生は、蜜蟻を許せません」
大人も子供も老人も友達も全部食べた自分のような毒の坩堝が幸せになるだなんて、そんな都合のいいことを小生は認めません。認められません。
―――もう、いいでしょう?
―――これだけいい思いをしたのだから。
「小生は許さない。だから、こんな小生なんて」
―――自分から卵を割ってしまおう。
――― 一番それが怖かったのだけれど。
―――もう、いいから・・・
「見捨ててしまいなさい」
落とした卵は、
「見捨てない!俺は・・・俺がお前を許すから!!」
すくいあげられてしまった。
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蜜嬢うぜえええええ!!!!(何だお前)
今の段階はなんとなく落ち着いてきて、松虫君の思いをどうにかしようとしてる最中といったかんじ。
もう、構想練る段階で何回蜜蟻が死にそうになったことか・・・!
ちなみにこの後も蜜嬢は抵抗し続けると思います(遠い目)
松虫君に揺さぶりをたくさんかけてきます(泣)
予定としてはさらにもう一回逃げますからね(爆)
さて、最後に一回だけ松虫君にしゃべらせてしまったが、彼はあんなことをいうのかな?(マテ)