鬼のいぬまに洗濯もとい!
暁さんのいぬまに構想をひたすら練ってたのにもかかわらずこの文才の無さ!!
もう、あの暁さんとリレー小説(?)とか死にそうです(比べないでね)
という訳で松蜜小説『逝き場のない想い』の続き
「 」
もしも、なんて来るはずが無いと思っていた。
幻聴ではないかと一瞬疑って、
「蜜蟻が、好きだ」
もう、その場に居ることなどできなかった。
逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げてにげてにげて!!
あのときのように逃げて!
総て失うことを望んだあのときのように!!
もう、誰も誰も幸せなんて私に与えないところに!!
行き着いたのは彼女がいつも篭る部屋。
病人の死肉と向きあう部屋。
ただひたすらに三日間病と戦う部屋。
水桶と布団と、たった一つの小さな入り口しかない。茶室のような小さな隠し部屋。
窓もなく。
よって光もなく。
誰も居ない。
誰も私を暴かない。
自分に馴染んでしまっているこの場の空気を大きく吸って、彼女は受身などとらず、其処に倒れた。
彼が変わってしまった。
愛を知らない彼がどうしてそうなったのかはわからない。
おそらく彼はまだ本当に理解などしていないだろう。
それならまだ―――いや無理だ。
だって私を好きといった。
この私を、好きだとそういった。
もうそれだけで・・・!
もう、それだけで・・・!
私は、私は、小生は、蜜蟻は
『 』
うるさい!うるさい!うるさい!
貴方はもう死んでいるの!!
彼女がいつも殺してる少女の幻覚がそっと顔を覗かせる。
いつものように少女は幼い目で、あの時の浅はかな思いのまま、その願いを口にする。
『とてもとても』
もうやめて。
私はそんなことを思えない。
思うことを私は私に許さない。
そう私は私に誓ったのだ。約束したのだ。
――――でもならどうして松虫を振れなかった?
そんな問いを蜜蟻は無意識に避けた。
彼女はずっと前からこうなるだろうということを予測していたし、回避することもできたはずなのだ。
けれど、彼女はしなかった。
それを彼女は自覚しない。
そうでないと彼女は自分の中で何かが殻を破って這いずり出てきてしまうと、知らず知らずのうちに理解していた。
それは殻から出てきてはいけない。
それは彼女にとってとても都合の悪いものなのだ。
それでも、その卵を其処まで温めていたのが自分自身だということに彼女は気づかない。
『 』
耳が充血していることも気にせず、蜜蟻は両耳を思いっきり握りつぶした。
病が自分の中で治まるのを三日間だけ待つ部屋。
今回の病は三日で治まるだろうか?
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暗いとか言ってはいけません。
あれだけ期間が開いて此れかよとか言われなくても解ってます。
蜜嬢がうっかり自殺しそうになるのでこれでも必死で構想を練りました。
といっても、このまま蜜蟻放置しておくと勝手に栄養失調で死にますが・・・。
うん。ものすごく頑張れ松虫君。
この隠し部屋は医療系の人にでも聞けば教えてくれるさ。
・・・ものすごくこの時点で色々駄目な気がする。